コウケンテツとスクラム
悪夢を見て一時間おきに起きている。
まず体調が悪いらしい。
気持ち悪くて身体が熱くて頭がやや痛い。
体調が悪いことがあまりない人生を送って来たので、つらい気持ちになる。
私は同情されたい。
悪夢を見たと言ったら、つらかったねえと抱きしめられ
胃が痛いと言ったら、どうしたんだろうねえと心配してほしい。
爪がのびていて、いつもよりも分厚くて、他人の部品を指先につけて歩いているような気持ちになる。
今日はせっかくだからと、慣れないネイルをつけて、二回も即座に落とす羽目になった。
一回目は汚くなったから。
二回目は似合わなかったからだ。
ラメ入りサーモンピンクと私の手のコラボレーションは異色で、グロテスクだった。
昔だったら、りつこ(鳥)が、着色された爪を他の鳥のクチバシと勘違いして、激怒して威嚇しまくってくるがためにネイルはできないという、利他的な理由があったんだけど。
今は単にネイルに慣れないからつけない人になっている。
爪を塗る行為は、私がまだ塗りたい気持ちがあった時代にはマニキュアと言われてたけど、いまやネイルになっているくらいに、私の生活とネイルは遠い。
今日の夢では、私は子供を妊娠していて、それがもう別れたかっこよくないそんなに好きじゃない相手との子、だった。
それでも親は子の誕生を喜んでいて、そういうものなんだなあ、とちょっとビックリした。
ちなみにこちらの世界では、そんなに好きじゃない相手氏とは、一度だって付き合ったこともなければ手も握ったことさえない。
相手にしたらとても不条理なキャスティングであろう。
そろそろ眠気が復活して来た。
いや、かっこいいんだこれが。
おやすみなさい。