不完全な記憶と坂口恭平

遠くない過去に、坂口恭平がすごく好きな人に会った。
その人は確か男の人で、坂口恭平の画集を買った話をしていたんだと思う。

私は確か坂口恭平の絵の写メかなにかを見せてもらって、なかなかいいなと思ったりしたんだったと思う。
その画集は結構高いもので、原画がランダムに付いてくるのだったはず。

その話を私は何度か聞いたことがある。
つまり私はその人に何回か少なくともあったと言うことなのだが、その人が誰だか思い出すことができない。

LINEを見てもFacebookのメッセージを見ても、その人が誰だかわからない。
そんな色気がある相手だった気はしないんだけど、記憶の不完全さにもやもやする。
あの人は誰だったんだろう。